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倍音を聴くことについて [音楽]

今日は初めて音楽の話。
 僕は高校生の頃、吹奏楽をやっていたのですが、倍音を聴く練習をしたことが忘れられません。先生がキーボードの音をパイプオルガン(またはそれに類似したもの)にして中音域の音を出します。で、先生がオクターブ上の音が聞こえるか?って言うのですが、さっぱりわかんない。
だって出てないんだもん。それでもみんな、聞こえる聞こえる言っているので、聞こえると自己暗示をかけて(頭の中でオクターブ上の音を想像する)集中すると、、、おお!倍音が聞こえるではないか。
 つぎに、C(ド)とE(ミ)をいっしょに鳴らす。するとどうでしょう、G(ソ)の音が聞こえるではないですか。もっと耳をすますとさらに上の音が聞こえます。慣れるとそんなに集中しなくても聞こえるようになります。まさしく、目からうろこの体験でした。
 倍音が聞こえるということは、演奏をする際に非常に役に立つわけです。特に高音パート。倍音で自分の出すべき音が聞こえるからです。要するに音叉の音を聞きながら自分の音が出せるということです。ちょっと言い過ぎかもしれませんね。ただ、全体のチューニングがいいかげんだったりすると聞くべき倍音は姿を隠してしまいます。
 そして重要なのが低音・中音パート、音を出す道しるべとなる倍音を供給する役割があります。倍音が多い音は豊かに聴こえるという話もあります。低音パートはチューニングが難しいですが(ちょっとぐらいずれていても合ってる様に聴こえる)正しい音程かつ倍音豊かな音を出せるように練習しましょう。もちろん高音パートの方も倍音豊かな音を目指しましょう。
 しかしながら、演奏をしていて倍音を聴くために集中するなんて大変です。でも、自分の音よりも周りの音を聴こうと心掛けるだけで違います。周りの音の中に自分の音も混ざっていますから。そして、自分の音と周りの音が違和感無く互いに溶け合っていることを感じられれば幸せですね。僕個人の話になってしまいましたが。
 もちろん、ソロを演奏するときは音が周りと溶け合うと目立たなくなってしまうので上に書いたことがすべてではないです。ケースバイケースです。
 うまくまとめられませんでしたが、今日はこの辺で。
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