MD(ミニディスク)とDCC(デジタルコンパクトカセット)-SONY MDウォークマンの出荷完了を発表-

CNET

昨年のカセットウォークマンに続いて、とうとうMDウォークマンも市場から姿を消すようです。

MDと時を同じくしてDCC なるデジタル録音機器もありました。この時、録音時に音声を圧縮してデジタル記録するという方法が一般に知られるようになったと記憶しています。

僕はMDの初代ウォークマンを所有していたのですが、これがウォークマンを語るにしてはデカくて重い。でも技術の進歩は目覚ましく、気づいたら手のひらサイズのMDウォークマンが誕生していました。そうそう、MDで音楽アルバムが発売されていた時期もありました。

DCCはあえなく姿を消して久しいですが、MDの使いやすさに負けたんだろうと思います。MDは録音時に最終記録位置をさがすことが不要で、カセットテープでよくあった、すでに録音したものを消してしまう危険がなく、さらに再生時には聴きたい曲の頭出しが瞬時にできるという便利さもあって、DCCを駆逐したといってもいいでしょう。

今、音声記録といえばリニアPCMレコーダが主流でしょうか。リニアPCMレコーダで記録してパソコンにコピーして編集したり、CD-Rに焼いたりするのが当たり前になっています。その辺を考えると、PCオーディオ(PCを再生源としたオーディオ)はこれからもっと盛り上がってくると思います。

でも、今のうちにMDウォークマン買っとこうかな。

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タグ：MDウォークマン SONY DCC リニアPCMレコーダ