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キヤノン、子会社「SED」を解散 [ニュース]

キヤノン、子会社「SED」を解散
記事その1
記事その2

SED(Surface-conduction Electron-emitter Display:表面伝導型電子放出素子ディスプレイ)は、キヤノン(キャノンじゃないですよ。)が開発を進めていた次世代の薄型ディスプレイで、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイをしのぐ性能を持つものとして製品化への努力が続いていました。
原理的には、超小型のCRT(ブラウン管)をたくさん並べて映像を映すものです。キヤノンは一時期東芝と手を組みSEDテレビを発売する予定でいました。しかしながら、プラズマや液晶テレビの低コスト化、低価格化に押され道半ばで東芝が離れてしまい、販売まではこぎつけていませんでした。そして今回の事業化断念となりました。残念な限りです。

販売当初のプラズマテレビはその厚さが20cm未満で(画面サイズは覚えてません。すみません)はじめて見た時は衝撃を受けました。また、その価格も100万円超とさらに衝撃を受けました。
それから価格も下がり、ちょっと前までは1インチ1万円で安いと思っていたのですが、今ではそれを大幅に下回る値段で売られています。SEDはそれに対抗するにはコストが高すぎたのかもしれません。

キヤノンはSEDの研究開発は続けるとしているので、日の目を見るまでがんばってほしいです。

そういえば、有機ELディスプレイってどうなっているんだろう?
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