初物に手を出すときにはご注意を

　cnet Japanにこんな記事がありました「アップル：「iPhone 4受信問題は計算式の誤りが原因」--修正ソフト提供へ」。
Apple、やっちゃいましたねー。ニュースもにぎわせたiPhone4ですが、どうやら手の握り方で電波受信状態が弱くなるという報告があるとのこと。アメリカでは訴訟問題にも発展しているようです。Appleの声明を読むとソフトウェア的な不具合だということなんだけれど関連記事を読むと、実際に電波受信状態が弱くなることを実験的に示した人もいるようです。

　僕は、iPhoneについては、softbankのエリアに実家が入っていないので当然のように見送りしていたのだけれど(だからiPod touchを買いました。)、「初物に手を出すときは注意することが必要だ」という感想です。
　どんな機械でも初期ロットというのは開発者がつかみきれなかった問題を含みやすく、発売後、ユーザからの指摘があって初めて問題が露呈することが多々あります。命を預ける自動車などはそれがリコールとなったりするわけです。だから、僕は初物に手をだす時は、それなりの覚悟を持って買います。場合によっては、発売後すぐには買わずに、様子見をして、マイナーチェンジやモデルチェンジを待って買うこともあります。だって人間は完璧ではないんだもん。この判断は商品の値段で変わってきます。先に書いたWLI-UC-GNなんて衝動買いです。パソコンが無線LAN親機になるというバッファローのWebの情報だけで買っちゃいました。

　でも、iPhone4はAppleというブランドを信じて買った人がほとんどだろうから、ショックでしょうね。Appleはこの問題に対して「ご満足いただけなかったユーザーは、破損していないiPhoneを購入30日以内に、Apple販売店またはオンラインのApple Storeまで返品していただければ、全額を返金する。」と言っていますので、ご検討ください。

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