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画像レタッチソフト GIMP (GNU Image Manipulation Program) [ソフトウェア]

写真などのビットマップ画像をレタッチ(修正、加筆)するソフトにAdobe Photoshopがあります。でも、値段が高いです。だから僕はGIMP(ギンプまたはジンプと読みます)を使っています。このソフト、オープンソースなので、投資は0円です。Linuxでは標準のレタッチソフトとしてプリインストールされる場合がほとんどです。機能はPhotoshop並みに豊富だといわれています。僕は、USBメモリなどに入れても使えるGIMP PortableをX201sの内蔵ハードディスクに入れて使っています。GIMP PortableはOSのレジストリや設定をいじらないので、万が一ソフトが落ちたとしても、システムに与えるダメージは最小限で済むからです。

インストールは、ここからダウンロードして、ダウンロードしたファイルをダブルクリックで実行し、言語は「日本語」を選び、「コンポーネント」はすべてチェック、「インストール先」を自分の好きなフォルダに設定(USBメモリなどのリムーバブルメディアでも可)し、後はそのフォルダに自動解凍されます。そして、デスクトップなどにリンクをはっておしまい。

実は、機能が豊富すぎて使い方がいまいちわからないところがあります。GIMPに関する書籍は多々あるのでそちらを参照してください。僕のメインの使い方は画像の拡大・縮小ならびに画像の変換です。デジカメで撮った写真をブログなどにアップするため画像サイズを小さくしたり、Power PointやOpenOffice.org Drawで描いた図をEPSやJPEGで保存するために使っています。

仕事がら、EPSの画像を使うのですが、EPSやPS画像を開くにはGhostscriptというソフトウェアが必要です(EPSで保存するだけなら必要ありません)。EPSやPSを扱わないのであれば必要ありません。まずは、Ghostscript(これもオープンソース)をインストールしてから、OSの環境変数を新規作成してGhostscriptのパスを入力する必要があります。

・GIMPでEPSやPS画像を開けるようにする(Windows7の場合)。注意!-この操作は環境変数の変更を行います。ここの設定を間違えるとパソコンの調子が悪くなったりしますのでここに書いていること以外の環境変数は絶対にいじらないでください。また、このホームページにわかりやすい図付きの説明があります。(このページではユーザ環境変数にパスを入力していますが、全ユーザが使えるように私の説明ではシステム環境変数にパスを入力しています。)
0.Ghostscriptをインストール。ここを参照のこと。
1.「コントロールパネル」-「システムとセキュリティ」-「システム」と進み、その左側に出てくる「システムの詳細設定」を選択。
2.「システムのプロパティ」ウインドウが現れます。この中の「詳細設定」タブを選択し、下のほうにある「環境変数」をクリック。
3.現れるウインドウの中の「システム環境変数」の「新規」をクリックすると「新しいシステム変数」ウインドウが現れます。
4.この中の「変数名」にGS_PROGと入力し、「値」にGSviewの実行プログラムgswin32.exeのあるパスを入力します(フルパスで)。僕の場合はC:¥gs¥gs8.71¥bin¥gswin32.exeと入力しています。
5.後は開いたウインドウをOKで閉じていきます。

これでGIMPでEPS画像を開くことができます。

GIMPに関する書籍はこちらから
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